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最終更新日:2008/10/30
「遺訓」というと随分硬く聞こえますが、要は、自分が人生を送る中で築いてきた価値観や、失敗などから得た教訓を、飾らない言葉で語ればいいのです。死に行く人からの言葉には、きっとご家族も素直に耳を傾けてくれるでしょう。
なおいいのは、それを「家訓」として代々継承・発展させていくことです。何代にもわたって受け継がれた訓戒なら、家風のようなものを形成するのに役立つのではないでしょうか。財産や遺伝子といったものとはまた違った形で、世代のつながりを感じることができるはずです。
家訓のすすめ 家訓があれば、こんないいことが・・・
遺訓のテーマ例
遺訓のテーマとなりそうなことを挙げておきます。
人生観・人生訓/戒め/生きる知恵/家族/仕事/夫婦/親子/社会との関わりについて/人との交わりについて/信仰/お金/勉強・学問/色恋/先祖供養/家の伝統について
遺訓の分類
遺訓の内容は、3種類に分類することができます。わかりやすい遺訓を書くために、参考にしてください。
「・・・すべし」型
ある行為をすることを勧めるものです。当然、その行為は望ましいことだと言っているわけです。
「・・・するべからず」型
上記とは逆に、ある行為をすることを戒め、禁じるものです。その行為は望ましくないというわけです。
「・・・を基準に」型
上の2つとは違って、特定の行為を勧めたり禁じたりするものではありません。物事を選択する際の基準として、重んじるべきことがらを述べたものです。
いずれの場合でも、遺訓が生み出されるに至った事情などを説明してあげると効果的です。たとえば、「自分はこんな経験をした。そのことからこの教訓を学んだ」とか「尊敬する人からこんなことを教わった。それは自分の人生の指針となってきた」などとというように。
遺言自体の継承
我が国には連歌など複数の人間で一つの文芸作品をつむいでいく伝統があります。それを遺言に応用してみましょう。家族内で遺言を継承・発展させていくのです。具体的には、先祖の遺言・遺訓を自分の遺言の中に組み込んでそれを自分なりに次の世代の者たちに伝えるようにする。あるいは、先祖の遺言のそのものを「付録」として自らの遺言に付け足して編集してみてはいかがでしょう。
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