うまく機能する家訓があると、次のような「いいこと」があります。
家族のコミュニケーションを促す
家訓そのものに関わる会話はもちろん、それ以外の日常会話でも、安心して自己開示できるようになります。そしてそれが、さらに会話を豊かにしてくれるでしょう。開かれたコミュニケーションの好循環が生まれるのです。
家族の一体感が高まる
共通の価値観を分かち持つことで、家族の一体感は確実に高まります。価値観が多様化する現代にあって、こうした意識的な営みの重要性はますます高まっていると言えます。
家族の雰囲気が良くなる
家訓は何らかの理想像を含んでいますから、互いにより良くなろうという刺激し合いが家族の中に生まれます。それが家族の中に前向きな雰囲気、明るい雰囲気、優しい雰囲気をもたらしてくれるのです。
できれば、家族みんなが参加して家訓を作りましょう。そして折に触れて互いに評価しあったり家訓そのものを見直したりする。唱えたり覚えたりするためには、語呂の良さも大切です。そうした過程を経るうちに、家訓が家族の中に根付いていくことになるのでしょう。
1)家訓があれば
遺訓は家訓を踏まえたものになります。家訓の中で特に大事だと思うことを強調するとか、新たにこうしたことを家訓に加えてほしいと提案するとか。
2)家訓がなければ
遺訓と一緒に、「これを元に我が家の家訓を築いていってほしい」という希望を付け加えましょう。そこからあなたの家の家訓づくりが始まることになります。家訓づくりを意識するなら、遺訓はできるだけシンプルで普遍的なものにしましょう。あなたにどれだけこだわり・思い入れがあっても、家族に受け入れられなければあまり意味がありませんから。