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最終更新日:2008/10/30
メッセージのすすめ
家族の間では、意外に素直な言葉のやり取りは難しいものです。一緒にいる時間が長いから「言わなくてもわかる」という気持ちが起きやすいですし、仮に構えて何か言おうとすると、照れくささが先立ったりもする。ですから遺言を、最期のメッセージを伝える機会として利用するのも、大いに結構なことです。
まずは、ねぎらいや感謝。これは特に妻・夫に対して言うことが多いでしょうね。普段はなかなか率直に言えていないこうした言葉を、この機会に表現してみましょう。
次に、過去の言動の真意を説明する。あのときなぜ自分はこうした行動をとったのか、あるいはこんなことを言ったのか。これはある時点での単一の言動でなくても、自分の意図やねらい等を広く説明することが含まれます。
最後に、やや後ろ向きな内容もあり得るでしょう。たとえば家族への苦言や怒りの吐露、あるいは、自らの行為や生き様への悔恨や謝罪。はたまたこれまで隠していた秘密の告白まで。最後の機会ですから、この際思い切ってぶちまけてしまいましょう。もちろん、言われた相手を傷つけるようなことであれば、腹にしまったままあの世へ逝くほうが、立派な姿勢でしょうが。
遺言として述べられた言葉は、遺された人の心の中でずっと生き続けます。金やモノなんかより、ずっと素敵な「遺産」なのではないでしょうか。
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