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マイ・ラスト・ソング

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最終更新日:2008/10/30

音楽の力

音楽には、他の芸術にはない力があります。聴覚に働きかけるという点で視覚芸術より直接的で、魂や本能といった人間の根底的な部分に触れる側面が強いのです。

さらに、交響曲などを除けば数分から十数分で完結しますから、記録媒体に収められたものなら何十回・何百回と反復して体験することが可能です。そのことがさらに印象を強めるのに役立ちます。昔よく聴いた曲を改めて聴いて、当時の情景や心境が鮮やかに甦ってきたという経験、ありませんか?

そんなわけで、長く人生を生きてくれば、特別に愛着を持つ「思い出の曲・曲」がいくつもあるはずです。それを「マイ・ラスト・ソング」として選定しましょう。

「マイ・ラスト・ソング」を選ぼう

名目は「マイ・ラスト・ソング」でなくても構いません。「思い出のうた」「マイ・フェイバリット・ソング」「私の好きなこの10曲」など、自分なりに名付けてください。どう名付けるかは、下記に述べる用途とも、密接に絡むことと思います。

おすすめの選び方は、候補となりそうな曲を抽出して、それを手元に集め、繰り返し聴き直してみること。昔は熱中した曲でも、時間が経つとつまらないものに感じられたりするかもしれませんから。

選んだら、それをCDやMDに収録するなり、パソコンや携帯型音楽プレーヤーに格納するなりして、保管しましょう。

「マイ・ラスト・ソング」活用法

「最期にしたいこと」に組み込む
最期にしたいことの有力なメニューとして、最期にもう一度大好きな曲を味わう、というものがあります。そのときのために、作成したCD等を手元で大事にとっておきましょう。もちろん音楽のことですから、一度だけである必要はなく、何度も聴くことは可能です。さらに、1曲に限らず10曲くらいで「マイ・アルバム」を構成するのもいいと思います。

お葬式など追悼のときのBGMとして用いる
自分が亡くなったあとのイベントの際に、好きな曲を流してほしい。お葬式について生前予約をするのが普遍化してくれば、当然選択肢として入ってくることと思います。注意したいのは、自分が好きということに加えて、「その場にふさわしいか」という考慮を含めること。場違いな曲だと、参加者に不愉快な思いをさせるでしょうし、あなたの人格への評価を下げることにもつながりかねませんから。

形見として遺す
自分で編集して作ったCDやMD等を、形見として遺す。遺された家族があなたを追悼する際に、いいツールとなるのではないでしょうか。全部が全部ご遺族にも気に入る曲であることはないでしょうが、その中に1曲でも2曲でも気に入った曲を見つけてもらい、家族にもお気に入りとなれば、とても素敵なことではないでしょうか。

ネット上などで表明する
自分の好きな曲を公表しましょう。そうすれば、見も知らない人とその曲を通じて接点ができるかもしれません。同じ曲を好きというのは、感じ方などどこかに共通点があるはず。心の友を見つけるのには、いい方法でしょう。

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