【ニュース】70歳遺言「森守る人に」遺産9300万円、個人・団体を公募

遺言で高額の寄付というのは、時々あるニュースです。この件は、いわゆる生前契約を請け負うNPOに寄付先の選定まで委ねているところが、ユニークと言えばユニークですね。

70歳遺言「森守る人に」遺産9300万円、個人・団体を公募(YOMIURI ONLINE)

東北地方で森を守り育てている団体や個人に遺産を寄付してほしい――そんな遺言を残して亡くなった女性の依頼を受け、東京都内のNPO法人が、約9300万円の遺産を活用してくれる団体・個人を公募している。

 「地震で被災した森林の再生に活用したい」といった、意欲的な要望に応じるという。

 このNPO法人は、故人と生前に交わした契約に基づき、葬儀や遺産処理の代行などを請け負っている「りすシステム」。これまで15年の活動実績がある。

 遺言を残したのは、都内に在住していた女性で、昨年8月に70歳で亡くなった。青森・八甲田山の高山植物の美しさを知人へのあいさつ状に書くなど、植物や自然に関心が高かったという。

 「りすシステム」には、2004年7月に入会。「預貯金など全財産から、葬儀などの事務費用を除いた金額を、りすシステムに寄付する」とした上で、「この財産を東北地方の森林の保護育成のために尽力している団体もしくは個人を探し、そこに寄付してください」と遺言を残した。

 女性の死後、りすシステムは遺言通りに、葬儀や住居の整理などを計74万2213円で執行。残った9266万6770円を、森林の保護活動を行う団体などへの寄付金とした。

 寄付の条件は、青森、岩手、秋田、山形、宮城、福島の東北6県で森林の保護育成に尽力する団体・個人。東北6県で活動すれば、団体・個人の所在地は問わない。寄付は複数の団体・個人に行い、1件あたりの金額も制限しないが、1年後に活動成果などの報告を義務づけている。

 寄付の対象は、「下草刈りに必要な鍬(くわ)を買いたい」といったものから、地震で被災した森林を再生するプロジェクトまで、幅広く応じる。募集は7月末まで行い、10月末までに寄付の可否を決定する。

 りすシステム代表理事の松島如戒(にょかい)さんは「遺産の寄付先を遺言で指定する例はよくあるが、寄付先を探した上で渡してほしいという遺言は珍しく、新しい寄付の形だ。故人の遺志を尊重するためにも、意欲があり、将来への種まきになるような活動をしている人、団体に寄付をしたい」と話している。問い合わせは、りすシステム(0120・889・443)へ。

植物や自然に関心が高かったのなら、自分で寄付先を決めれば良かったのに。仮に決められなかったとしても、しかるべき財団や基金は探すことができたんじゃないでしょうか。それだけ「りすシステム」を信頼しているということかな。ならば、この一部でもりすシステムに寄付すれば良かったのに・・・。

この女性には悪いですが、金額が大きい割には、何か中途半端な話ですねぇ。

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[この記事のタグ]:りすシステム, 遺言, 遺産, 寄付

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